葛藤は個人主義を超える!?

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裁判官失格法と正義の間(はざま)で揺れ動く苦悩と葛藤【電子書籍】[ 高橋 隆一 ]

<p>裁判官だって、嘆き、怒り、想い、涙もする</p> <p>悲しみ、涙、嘆き、苦悩、葛藤、温もり、想い、怒り、悔しさ……。

<br /> 法律に基づいて客観的に人を裁く裁判官。

よほど「私情」とは縁遠い存在に思える。

</p> <p>しかしそうは言っても、裁判官も人の子。

血もあれば涙もあるし、情にほだされてしまうときだってある。

</p> <p>死刑と無期懲役との間で葛藤もするし、モラルのない弁護士がいれば法廷で怒るときもある。

殺人犯の更生を願いもするし、逆に涙する被告人に対して非情にふるまう女性裁判官だっている。

</p> <p>もしかすると、裁判官は誰よりも人間味に溢れた存在なのかもしれない。

</p> <p>本書では、30年以上民事・刑事・家事・少年という多種多様な事件を担当してきた元・裁判官が、実際に体験した法廷でのさまざまな“ドラマ”を交えながら、普段はドライにふるまう裁判官の「本音」を明かしていく。

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